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100円前後の安売り食材、冷蔵庫の買い置き食材をフルに利用して作る、美味しい食事のレシピ


by fuji375
【これから一層美味しい】 コクのある寒ブリの照焼き_b0088339_352246.jpg


【材料】 3人前
寒ブリの切り身  3切れ
醤油  適量
酒   適量
味噌(隠し味)  少量
バター  少量
生姜   適量

【作り方】
1. ブリを、適量の酒と醤油(全体が浸るくらいの量)に漬け込んでおく。
2.冷蔵庫に保存した場合は、少なくとも、焼く20分には出し、常温に戻しておく。なお、その際、隠し味の味噌も漬け汁に溶かしこんでおく。
3.熱したフライパンに少量のバターを溶かし、ブリを焼く、
4.生姜は針ショウガにし、焼けたブリの上に盛る。

味噌やバターは、コクをだすための隠し味ですので、生クリーム等で代用してもいいと思います。こってり味がお好きな方はバター多めで。
また、油ののり具合によっては、フライパンで焼くとクドくなりすぎてしまうことがあるため、様子をみて、従来どおりグリルで焼いてください。テフロン加工のフライパンなら、魚自体の脂身で充分なので、油をひく必要はありません。

これからどんどん美味しさをます季節の寒ブリ。普通に照焼きにしても美味しいですが、隠し味でコクをだすようにすると、フレンチなテイストになり、また雰囲気が変わります。
# by fuji375 | 2007-10-14 04:08 | 料理
今年いただいた美味しいもの_b0088339_39178.jpg
今年いただいた美味しいもの_b0088339_3102069.jpg


今年の夏は暑くて暑くて、料理心が著しく減退しました。
言い訳になってしまいますが、料理レシピ、一ケ月以上サボってしまった罪滅ぼし・・・というわけでもありませんが、今年になって、お外でご馳走になった美味しいお料理をご紹介します。
美味しいものを作ろうと思ったら、作り手自身が本当に美味しいものを食べ、それを美味しいと感じる味覚をもっていなければ。

私は、たとえ低予算の家庭料理でも、ほんのちょっと手間ヒマをかけるかどうかで、それ相応にプロの味にも近づけると信じています。醤油や味噌は決して煮立てない、もやし炒めのもやしはヒゲ(できれば頭も取ったほうがいいらしいが、それだと勿体なさすぎるので)をとったほうがシャキッと仕上がる、とか、そんなお料理の常識も、親からではなくて、バイト先の飲食店や食べに行ったお店で、私は知りました。食文化が多様化し、家族の嗜好も多様化したいま、所謂「おふくろの味」が常に求められ、正確に伝えられてゆくとは限らない。寧ろ、個人レベルの味覚の伝承なんて、バカバカしいほど無意味なものなのかもしれない。かつて、お母さんが作ってくれたお味噌汁、芋の煮っ転がし・・・・それより遥かに美味しいプロの料理人さんの作るものを、私たちは食べてしまった。知ってしまった。

でも、食べて、知ってしまったいまだからこそ、漸く、家庭料理のもつ重要な意味がわかったのです。お母さんが煮てくれたあのジャガイモの味、おうどんの汁を味わっていたからこそ、プロの絶対的な料理を味わったとき、どこをどうすれば近づけるのか、比較対称することができたわけです。なにが足りないのか。将又なにが余分なのか。
お料理は、最も偉大な想像力と知性の産物だと、私は信じています。
味覚はひと様々で、十人十色、千差万別です。私が美味しいと思って作っても、娘は不味い、と感じる。そんなことがしばしばです。「不味い」という最小公倍数は存在しても、「美味しい」の最大公約数を求めることは難しい。だからこそ、挑み甲斐があるのかもしれません。
これからも、より「美味しい」に近づけるレシピを紹介しつつ、私自身の、「食」に対するこんな思いも綴っていけたら、と思っています。

写真は、渋谷のシシリア料理店「ドン  チッチョ」の羊の腿肉のローストと、王子「孫の家」にてのスッポン料理(&生き血)です。素材の醍醐味を生かしたこういう料理は、さすがに、専門の料理人さんにおまかせします。本当に、人生観変わるくらい美味しかったので、興味のある方は是非。でも、どちらのお店も、予約が難しいようです。
# by fuji375 | 2007-10-08 04:18 | グルメ・ショッピング
【目からウロコ】 変わり焼きおにぎり_b0088339_1172974.jpg


【材料】 1~2人前?
残りご飯  茶碗1~2杯
焼き海苔(韓国海苔でも可) 1枚の半分くらい
いりゴマ 少量
醤油 適量(ご飯にほどよく味がつくくらい)
砂糖(味醂) 少量
ごま油 少量

【作り方】
1. 残りご飯に、細かくちぎった焼き海苔、いりゴマ、醤油、砂糖、ごま油等の調味料をふりかけて、よく混ぜ合わせる。
2. 海苔や調味料がよく混ざったら平らに伸ばし、形を整えてフライパンで焼く。
3. 焼く際、形が崩れないよう、フライ返し等で表面をよく均しながら、ほどよく焦げ目がつくまで焼く。焦げ目がついて、香ばしい匂いがたったら出来上がり。

写真は、玉子焼き用の四角いフライパンを使ったので。形自体に深い意味はありません。丸でも四角でも。

深夜番組で紹介されてたとある割烹料理屋さんのオリジナル料理にヒントを得て。
オリジナルでは大葉を刻んだものが使われてましたが、我が家では、娘に食べさせることを想定して(娘はシソ系の香りが苦手)、試しに海苔で。隠し味に、ほんの少し(小さじ半分くらい)の味噌を入れと更に味に深みが増します。砂糖や味醂を使うのは焦げ易くするためなので、辛口好きな方は敢えて使わなくてもよいでしょう。お好みで、七味をふるのもよし、おろし生姜を混ぜるのもよし。要するに、この調理法によって得られる、半おせんべい状の食感が楽しめればそれでOKなので、味付けは、本当に、お好みでどうとでも。
いつもの、普通の焼きおにぎりにあきたら、是非一度お試しあれ。目からウロコですよ。
# by fuji375 | 2007-08-31 01:42 | 料理
【冷蔵庫の残り野菜利用】 上海風・塩焼き蕎麦_b0088339_240828.jpg


【材料】 2~3人前
焼きそば 3玉
豆もやし 1袋
筍水煮 100g
青菜(ほうれん草若しくは青梗菜等) 半束
むきエビ  適量
ニンジン 適量
タマネギ 適量
木耳  適量
小ネギ(薬味として)
干しエビ戻し汁  50cc(干しエビ大さじ1に対して酒50cc)
酒(or 紹興酒) 50cc
オイスターソース (隠し味程度)
塩コショウ 少量
オリーブオイル(油ならなんでも) 少量
ごま油(香り付け程度)

【作り方】
1. もやしは、余裕があれば根を切っておく。筍、ニンジンは細切り、タマネギは薄切り、他の野菜も、そばと混ざりやすい大きさに切る。木耳は水かぬるま湯で戻してみじん切り、冷凍むきエビももどしておく。
2. 干しエビは、酒(or紹興酒)で、20分以上戻す。
3.中華鍋(若しくはフライパン)に油を熱し、ニンジン、タマネギ、エビ、青菜、もやし・・・火のとおりにくい順に炒め、塩コショウをふる。
4. 野菜に火がとおったらそばを入れて具と馴染ませ、干しエビ戻し汁、オイスターソース等の調味料を入れ、味を馴染ませて出来上がり。(味にアクセントがほしい場合はラー油を数滴)

我が家では、エビも木耳も常備されているため、購入したのは、豆もやし1袋 60円と、 筍水煮240円(くらいかな?)のみ。冷蔵庫には、いつでも使える残り野菜がいっぱいです。青菜は、安売りの日だと、大概一束98円~100円で買えます。

残り野菜は、クセの強くないものなら大概使えるので、この際きれいに消費してしまいましょう。そのため、大抵の冷蔵庫にありそうな余り野菜については、すべて適量と表示しました。なので、素材そのものの持ち味(タマネギをたくさん入れると甘みがでるとか) を活かすように配分してください。

主食にも副食にもなるこういう料理は、手抜きしたいとき、ホントに便利。
でも、手間はけっこうかかってるよ〜♪
# by fuji375 | 2007-08-10 03:53 | 料理
【中華料理店からのいただき料理】 木耳と貝柱の玉子焼き_b0088339_1291996.jpg

【材料】 2~3人前
玉子    3個
ホタテ貝柱の缶詰   1個
木耳(きくらげ) 適量(10gくらい?)
中華味 (なんでも。我が家では味覇を使用) 小さじ1
マヨネーズ(隠し味)  小さじ1くらい
酒  少量
塩・コショウ   少量
オリーブオイル 少量
ごま油(あれば。香りづけにほんの少量)

【作り方】
1. 木耳を水で戻し、細かく刻む。
2.ホタテの貝柱をよくほぐしたところに玉子を割り入れ、木耳、調味料(缶詰の汁も)を入れてよく混ぜる。
3.フライパンに油を熱し、2の具を焼く。オムレツを作るときの要領で、フライパンに玉子を流したら、菜箸で軽く混ぜるようにするのが、フワリと仕上げるコツ。
4.フライパンに蓋をして玉子が固まるまで焼き、ひっくり返さずに皿に盛る。青ネギなど、お好みの薬味をふって出来上がり。

かに玉の要領であんかけにしてもOK。
子供が歓ぶご飯のおかずです。
某中華料理店(高級店ではなく、まちの食堂という感じのお店)で食べた際、これなら家でも作れると思い、試行錯誤を重ねてこの形に。オリジナルは、もっとトロトロ半熟スタイルでオムレツに近いのですが、見た目のよさを重視したとき、よく焼いたほうが失敗が少ないので。もちろん、トロトロ半熟のほうが断然口あたりはよいです。お好みで。
# by fuji375 | 2007-07-16 01:31 | 料理